2009年07月10日

劔岳 天の記

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公開されて、直ぐ見に行くはずが新型インフルエンザなどにより人の集まるところを避けるなどのこともあり、遅まきながら山好きの人が待ち焦がれていた「劔岳 天の記」を昨夜見に行ってきました。

先ず最初の一言。
まあ、映像が素晴らしい・・!
特に夕焼けの様子は、映像のプロが撮影するとこんなに素晴らしいのかと思えるほどです。
これは、相当に寒さに耐えながら時間を掛けないと見れない映像だと思いました。
その一言です。

次に、まあ緩い事^_^;
最初の数分後に主人公の「浅野忠信」演じる陸軍参謀本部 陸地測量部測量手”柴崎芳太郎”が「宮崎あおい」演じる愛妻の”柴崎葉津よ”と現代の熱々新婚夫婦の様なお互い笑顔ゆたかな様子が流れるのだが、ここから私は「あれって・・!」と思えてしまった。
更に、浅野忠信が演じる柴崎芳太郎は、陸軍参謀本部からの命により測量をおおせつかっているにも関わらず、森林組合や地元の者に対して平身低頭の調子だ。
明治40年と言えば、軍は絶対的な者のはず。この事からすると時代錯誤!
音楽も合ってない様に思う。

出演者が異口同音に「今までで一番つらい撮影だった」と語る妥協を許さない過酷な撮影を想像しながら、その映像美に酔いしれたい。
との記載がHPにあったが、この言葉から察すると、どうやら立山周辺(劔岳含む)の荘厳な山々の迫力に押されて出演者の影が薄くなってしまったのかもしれない。
私には、香川照之演じる案内人以外が、どうしても迫力が無く必死さが伝わってこないように感じてしまった。

最近の映画は、山のものを含めてコンピューターグラフィックによる3Gが多いが、この「劔岳 天の記」は一切無い。
又、人の死の場面も無い。
それゆえに、鬼気迫るものが必要かも。

監督の「木村大作」氏は、私の好きな映画「八甲田山」などの映像を担当された名匠だが、今回は初監督作品と言うことで、私が思うに「真っ白い積雪の尾根をひたすら隊を成して歩く・・。」などを描きたかったように思うが、非常に残念だ。

私自身、昨年「室堂」→「剣沢」→「劔岳」→「立山三山」と実際に歩きとおしたが、約一年前と言うのに今だに脳裏に焼きついている素晴らしい景観だ。
その頃から、この映画を楽しみにしていた身としては、残念でたまらない。


posted by petboy at 12:11| 熊本 ☁| Comment(2) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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